【寝台特急サンライズ出雲】A個室寝台シングルDX 子供(添い寝)と一緒に乗車レポ(体験記)

サンライズ出雲 島根

鳥取&島根2泊3日の旅行に行ってきた時の復路(出雲市駅→東京駅)で寝台特急サンライズ出雲に乗車してきました。

初めての寝台特急に親子でワクワクドキドキ。

今回はサンライズ出雲の中でも最高客室「A個室寝台 シングルDX」を利用しました。

家族4人で乗車したのでA寝台の割り当ては私(母)と娘(3歳)。

サンライズ出雲A寝台シングルDXの様子や乗り心地などをレポートします。

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サンライズ出雲A寝台シングルDX 室内の様子

サンライズ出雲 シングルデラックス

サンライズ出雲A寝台デラックスはいわゆるビジネスホテル仕様の客室となっています。

部屋に入った瞬間は、(思ったより狭っ!!)と思いましたが、慣れれば快適そのもの。

サンライズ出雲 シングルデラックス

ドアを開けたらすぐにベッドがあります。

ベッドの向かい側には洗面所と、デスク代わりになる棚。
イスに座ってくつろぐこともできるし、荷物置き場としても十分なスペースです。

他の客室も訪問してみるとわかりますが、スーツケースなどのちょっと大きめの荷物も余裕で置くことができて、ベッド以外に座るスペースがあるのは最高。

テーブルで食事をしたり、PC開いて作業をしたりもできます。

そして室内に洗面所付きというのは女子にとって大変ありがたい。

ドア横には洋服をかけておけるハンガーが備え付けられていました。

1人で使うにはもったいないくらいの客室です。

コンセントは壁側

充電ができるコンセントはデスク側の壁にありました。

これね・・。コンセントは枕元に欲しかった。

寝てる間にスマホの充電しつつ、スマホは枕元に置いておきたいじゃん? 私だけ??

なんだかんだ室内ではほとんどベッドの上で過ごすので、充電中のスマホを近くに置いておきたい私としては、コンセントが枕元になかったのはちょっと残念。

PC持ち込んでデスクで作業する方や、ヘアアイロンやシェーバーなどの理美容品を使用する方は壁側のコンセントの方が使い勝手がいいのでしょうね。

電子機器をコンセントつないだままベッド上で使いたい人は長めのコードのものを持っていくべし。

ちなみに枕元では部屋の明るさを調節することができます。

部屋に洗面所付きは非常に助かる

A寝台シングルデラックスの個室内には洗面所がついています。

女性はほら、メイクを落としたり、スキンケアしたり、化粧したり色々あるじゃないですか。

部屋内に洗面所があるというのは非常に助かります。

シングルデラックス以外の客室の方は新幹線と同様の共同利用の洗面所を利用することになるのですが、並んだり周りを気にすることなく洗面所を使えるありがたさといったら・・(A寝台シングルデラックス最高ーー)

小さい子連れの場合も、手を洗ったり何かを洗う機会は多いので、やはり個室内に洗面所があると便利です。

娘

ママ~。手が汚れちゃった~。

部屋内でおやつを食べた後の娘。

そーよね。子供はすぐ手が汚れる。。

小さな子供と同室予定なら、A寝台シングルデラックスおすすめです。(トイレは部屋にないのでそれだけが難点)

サンライズ出雲A寝台シングルDXのベッド 子供と添い寝もOK

今回は子供(3歳児)と同室なので、1つのベッドで添い寝することになります。

A寝台とはいえ、やはり一人用個室なのでシングルベッドになります。

一晩過ごすのに狭くて寝心地悪かったら嫌だな~と思っていましたが、全然平気でした。

サンライズ出雲 シングルデラックスのベッド
↑一足先にお休み中の娘

娘とは普段から同じ布団で添い寝なので、いつもと変わらない感じです。

寝てる最中にベッドから落ちたら困るので、娘を壁側にして寝ましたが、特に狭さも感じず快適に眠ることができました。

女性一人で眠るには申し分ない広さ。プラス子供と添い寝でもなんとかなります。

ただし、添い寝でもOKなのは3~4歳くらいまでかな・・と。

これが娘ではなく息子(6歳)と一緒だったら狭かっただろーな。。。

子供の体格にもよりますが、年長さん以上であれば1つのベッドをとってあげた方がいいような気がします。

女性(ママ)と子供のペアなら問題ないけど、体格のいい男性(パパ)の場合、子供と1つのベッドで添い寝は少し窮屈に感じるかも・・。

サンライズ出雲A寝台シングルデラックスのアメニティ

A寝台シングルデラックスには、他の客室にはない特別アメニティがついています。

アメニティの内容は以下です。

・スリッパ
・シャワーカード
・歯ブラシセット
・タオル
・ヘアブラシ
・コットン ヘアゴム 綿棒
・シャワーキャップ
・ポケットティッシュ
・シャンプー&リンス
・せっけん(ケース付)
・洗顔フォーム
・シェーバー
・シェービングフォーム
・アフターシェーブローション ヘアトニック
ビジネスホテルなどにありそうな一般的なアメニティはほとんどそろっていました。

お泊りセットなどを忘れて手ぶらで乗車してもとりあえず大丈夫そうですね。(アメニティ料金も全てA寝台用の特別料金に含まれているのですがね・・汗)

母

タオル付は嬉しいです。

スキンケアグッズは持っていってもタオルはだいたいホテル任せで持って行かないことが多いので。

他の客室では別途購入しなければならないシャワーカードもA寝台限定でアメニティに含まれています。

他にはパジャマもありました。
ビジネスホテルによくあるような薄い浴衣みたいなヤツです。(私は着ませんでしたが・・)
部屋から1歩も出ないのであれば、備え付けのパジャマでもありかもしれませんが部屋着(パジャマ)は持参した方がよいと思います。

サンライズ出雲A寝台シングルデラックス専用シャワールーム

列車に乗り込み、おやつを食べたりして小休憩が済んだところでシャワーに向かいます。

サンライズ出雲ではA寝台客室限定で利用できる専用シャワー室があります。

シャワーを利用する際に必要となるのがこのシャワーカード。

A寝台はシャワーカードがアメニティに含まれているので別途の購入は不要。(付属のシャワーカードにもちゃんとA個室用と書かれています)

我が家は子供もまだ小さいので、子供をいつも通り早めに寝かせるべく、シャワーも早めの時間に済ませてしまいたいところです。

サンライズ出雲のシャワー室は、誰でも使える3号車A寝台客室専用の4号車の2ヶ所になります。(出雲市→東京の場合)

A寝台シングルデラックスの客室は全部で6室
つまり、A個室専用のシャワールームは6部屋の人だけで利用することができます。

なので、専用シャワールームも他の方とかぶることなく自由な時間に使うことができました。

母

やっぱりA寝台シングルDXは優遇されてる!

A寝台以外の共用シャワー室(3号車)は時間によっては順番待ちをしている人がいました。

多くの方は乗車と同時にシャワーカード購入のために並び、先着順でシャワーカードを購入していましたが、A寝台シングルデラックスはシャワーカード付(個室料金に含まれています)なので慌てる必要はありません。

シャワーの利用は6分以内

シャワールームはこんな感じでした。

脱衣スペース・シャワールーム共にそんない広いスペースではありません。

大人1人、もしくは親子利用でいっぱいな広さです。もちろん内側からカギがかけられます。

カード挿入口にシャワーカードを入れるとシャワーの利用ができるようになります。

1枚のカードで利用できるシャワー時間は6分間。

シャワー隣でわかりやすく残り時間がカウントされるようになっています。

スタートとストップボタンがあり、水を出している間だけ時間がカウントされます。

洗っている間は水をとめておけば慌てる必要はないのですが、なんだかドキドキしてしまいますね。

子供と一緒に利用したり、女性でシャンプー&トリートメントする方は時間配分をよく考えて使用した方がよさそうです。

私はクレンジングと洗顔は部屋で済ませてから来ました。
(やっぱり部屋に洗面台がついててよかったー。)

シャワールームにはボディソープとリンスインシャンプーが備え付けられていました。

ドライヤーもシャワールームに備え付けられています。

ドライヤーの風量はイマイチなので髪を乾かすのに若干時間がかかりますが、部屋にはドライヤーがないのでシャワー室で髪をしっかり乾かす必要があります。

ドライヤーは時間制限なく、自由に使用することができます。(シャワー室の利用は1人30分以内でお願いしますとドアに書いてありました)

シャワーカードは1回使ったら、たとえ残り時間があまっていようとシャワー室のドアを開けた時点でカードが無効になります。

家族で同じカード使用する場合、みんな一緒にシャワー室に入らなければいけません。

娘と2人で利用しても6分のシャワー時間を使い切る前に終わることができました。

電車内で思ったより揺れるので小さい子はすべらないように注意!

サンライズ出雲A寝台個室シングルDXに乗った感想

列車での旅、楽しいです。

窓のカーテンを全開にして娘と2人ベッドに横になって転がりました。

娘

ママー。おつきさまが見えるー。

ホントだー。

寝転がりながら空を見ると、動いて車両の窓から月が見えました。

サンライズ出雲A寝台から見えた月
(写真ブレすぎ・・・汗)

夜になると真っ暗で外の様子はあまり見えないけれど、外の様子や夜空を見上げながら眠りにつくことができます。(気になる方はロールカーテンをおろしておきましょう)

サンライズ出雲 A寝台客室
(↑ロールカーテンを全部降ろすとこんな感じです)

娘が寝た後は1人の時間。

部屋でお酒を飲むもよし、本を読むもよし、ネットでビデオなどを見るもよしです。

電車の旅、楽しい!!

A寝台個室シングルDXのメリットとデメリット

・個室内が広い
・シャワーカード付
・専用シャワールーム
・洗面所付き個室
・料金が高い
・個室内にトイレがない

A寝台シングルDX客室は広くて快適です。

せっかくの電車での旅、1人で使うにはもったいないくらい。
今回は別室に泊まっている家族と集まってお話をしたりして楽しみました。

A寝台限定でアメニティがついているし、専用のシャワー室を利用することもできて快適に過ごすことができました。

個室内に洗面所がついているので、スキンケアやメイクも部屋からでることなくできて、女性的には特に嬉しいポイントでした。

ホテルではないので、個室内にトイレはありません。
子供と一緒に乗ったのでトイレが部屋にあれば最高だったのにな・・と思いました。

シングルデラックスの寝台料金は13730円と他の個室に比べると高めの料金設定になっています。

でも、高い料金支払っても乗る価値ありです。

まとめ

サンライズ出雲A寝台シングルデラックスに乗車して、快適な環境でゆったりと電車の旅を楽しんでくることができました。

サンライズ出雲では車内販売が一切ないので、車内で食事(夕食・朝食ともに)をしようと考えている方は事前にお弁当や飲み物を購入してから乗車するのを忘れずに。

飲み物の自動販売機は車内にもありました。

親子同室(添い寝)でサンライズ出雲に乗車しようと考えてる方には特にA個室寝台シングルDXをおすすめします。

 

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