東京・ミュージアムぐるっとパスは東京を中心とする99の美術館・博物館等の入場券・割引券が1冊にまとまったお得なチケットブックです。
購入してから2ヶ月間、チケットブックにある好きな施設を好きな時に利用することができます。
2ヶ月間でどのくらいまわることができるのか?
2020年10月~の2ヶ月間で挑戦してみました。
子供と一緒に休日を楽しむために利用したり会社帰りに1人でふらっと立ち寄ってみたり・・。
2ヶ月間でどんな施設をまわってきたのかの利用記録です。
- 東京・ミュージアムぐるっとパス お得な買い方
- ぐるっとパス利用記録:1日目(上野動物園)
- ぐるっとパス利用記録:2日目(地下鉄博物館)
- ぐるっとパス利用記録:3日目(夢の島熱帯植物園)
- ぐるっとパス利用記録:4日目(文化学園服飾博物館)
- ぐるっとパス利用記録:5日目(江東区中川船番所資料館)
- ぐるっとパス利用記録:6日目(両国3施設)
- ぐるっとパス利用記録:7日目(日本科学未来館)
- ぐるっとパス利用記録:8日目(多摩動物公園)
- ぐるっとパス利用記録:9日目(深川江戸資料館)
- ぐるっとパス利用記録:10日目(オペラシティアートギャラリー)
- ぐるっとパス利用記録:11日目(昭和館&科学技術館)
- ぐるっとパス利用記録:12日目(東京周辺)
- ぐるっとパス利用記録:13日目(葛西臨海水族園)
- ぐるっとパス利用記録:14日目(東京中心部散策)
- まとめ:ぐるっとパス2ヶ月で利用した施設は25ヶ所でした
東京・ミュージアムぐるっとパス お得な買い方
「東京・ミュージアム ぐるっとパス」は東京を中心とする99の美術館・博物館等の入場券・割引券が
1冊にまとまったお得なチケットブックです。
公式サイトhttps://www.rekibun.or.jp/grutto
東京ミュージアムぐるっとパスをお得に買う方法
チケットを買うなら少しでもお得に買いたいですよね。
以下の方法でチケットを購入すると定価より少しお得に買うことができます。
割引優待サービスを利用する
通常のぐるっとパスだけをお得に購入したいなら「みんなの優待」「dエンジョイパス」あたりに登録しておくと割引価格で購入することができます。
コンビニで事前に引換券を購入する
ローソンチケットやセブンイレブン・ファミリーマート・ミニストップなどで事前に引換券を購入することができます。
nanacoやファミペイなどの各コンビニ決済やコンビニでの還元率が高いクレジットカードで支払いをすればその分少しだけお得に購入できます。
交通機関の乗車券とセットで購入する
ぐるっとパスには、交通機関の乗車券とのセット券があります。
都営deぐるっとパス→都営まるごときっぷ2枚+ぐるっとパスのセット
ぐるっとパス利用記録:1日目(上野動物園)
1日目は娘(幼児)と一緒におでかけ。
新型コロナウイルスの影響で2020年は上野動物園に入園するには日時指定整理券による事前予約制に変更になりました。
休日の整理券は(午前中の早い時間ほど)争奪戦なこともあり、少しゆっくりめの時間で無事予約確保できました。
朝少し余裕ができたのでまずは上野駅徒歩数分のところにある「下町風俗資料館」に行ってみました。
下町風俗資料館
上野にはもう何度も来ているのに今までこんな資料館があったことに気づきませんでした。
大正時代の下町の様子が展示されています。
展示室は1Fと2Fに分かれていてそんなに広くありません。
コロナ以前は実際の展示スペースに上がったり触ったり、昔の玩具に触れて実際に遊んだりできたようですが、感染予防対策で私が訪れた時は全てのスペースが立ち入り禁止で展示のみとなっていました。
上野動物園
本日のメインは「上野動物園」
新しく西園にパンダのもりがOPENし、入園は蜜を避けるために整理券による完全予約制となっていました。
上野動物園のメインでもあるジャイアントパンダ。
リニューアルによって東園と西園の両方で見ることができるようになりました。
※コロナ対策で館内の動物たちは見ることができませんでした
ぐるっとパス利用記録:2日目(地下鉄博物館)
またも娘と一緒におでかけ。
今日は「地下鉄博物館」です。
地下鉄博物館は東西線葛西駅とほぼ駅直結のようなものなので幼児と一緒でも楽々行けます。
雨の日でも大丈夫。
地下鉄博物館は9割以上が幼児(主に男児)連れの親子でした。
地下鉄の歴史や仕組みなど色々学べるような展示もあるのですが、チビッコたちに人気なのはやっぱり体験できるもののようです。
1番人気は運転シミュレーター体験。
総合指令体験もクイズ形式になっていて楽しかったようです。
蜜を避けるためジオラマは中止。これは残念でした。
ぐるっとパス利用記録:3日目(夢の島熱帯植物園)
また子供と一緒におでかけ。
今日は「夢の島熱帯植物園」に行きました。
広大な夢の島公園の中にあります。
植物園自体は熱帯というほど暑いわけでもなく。
子供にとってはプチジャングル探検のような感じだったようです。
入ってすぐに滝があります。
滝の裏側を歩くこともできます。
パイナップルを見つけることができました。
他にもバナナやドリアン・マンゴーなども探すことができます。
私たちが行ったときは10月だったので館内がハロウィン仕様になっていました。
フォトスポット多数。
子供にハロウィン衣装着せてくれば、きっといい記念写真が撮れたことでしょう。
館内はさほど広くはないので映像シアターなどをみても1時間ちょっとでまわれる感じでした。
ぐるっとパス利用記録:4日目(文化学園服飾博物館)
新宿に用事があったので、ついでに「文化学園服飾博物館」に立ち寄ってみました。
こんなところに博物館があったとは・・。
ぐるっとパスがなければ入ることもなかったでしょう。
この日の展示は「世界の藍」
順路に従って2階の展示室から見ていきます。
展示室は2階に1つ、1階に1つの2部屋。
世界の藍染の衣類が展示されていました。
一言で藍染といっても色々あるのだなぁ・・と。
ぐるっとパス利用記録:5日目(江東区中川船番所資料館)
本日は都営線東大島駅から徒歩5分ほどのところにある「江東区中川船番所資料館」に行きました。
子供と一緒に行ったので本来の目的は船番所資料館から歩いてすぐのところにある大島小松川公園なのですが、近くなので立ち寄りました。
2階の展示は「昭和の暮らし紹介」
なんか昭和ってすごい昔のように感じるけど、私も昭和生まれだったわ(汗)
子供の頃のおばあちゃんちを思い出すような懐かしさ。
子供に「あれ(テレビ)は何?」って聞かれて、「テレビだよ」って答えると、へぇぇぇぇ〜って驚かれました。
令和ではテレビはうっすい板だもんね。
3階には中川番所再現ジオラマが展示されてました。
スマホでの音声ガイドに対応していて、スマホでより詳しい解説を聞くこともできるし、3階は各展示の前に立つと音声ガイダンスが流れるようになっていて興味深かったです。
時間で照明が変わって朝〜夜までの1日を再現していました。
展望室からは旧中川が見えます。
資料館を出た後川辺に行ってみましたが、魚がいっぱいいて釣りをしてる人がたくさんいました。
ぐるっとパス利用記録:6日目(両国3施設)
この日は電車で両国駅へ行きました。
江戸東京博物館
駅についてまずは改札出て目の前に見える「江戸東京博物館」へ行きました。
こちらはぐるっとパス使用の場合、5階・6階の常設展が無料。
1階の特別展は割引料金で入場できます。
今回は無料で入れる常設展のみを見てきました。
6階まで上がって入館するといきなり実物大で復元された日本橋を渡ります。
そして江戸の様子を見学し・・
(めっちゃ細かいけどしっかり作り込まれてます)
5階へ降りて江戸時代の暮らしや街並みを見学した後、徐々に現代の東京へと時代は流れていきます。
昭和・平成・令和と既に3つの時代を生きてる私にとっては色々興味深い内容でした。
ふむふむなるほど。
懐かしいな〜
あ、これ歴史で習ったやつ。。
でも昭和を全く知らない子供達にとっては懐かしさの要素ゼロのようでした。
私達の青春時代の1990年代に流行したポケベルやファミコン、ルーズソックスなど、子供たちには???って感じですよね。(ちなみに給食初期の頃は牛乳瓶・・)
あ、こればぁばんちで見たことあるやつ。
「ママってさぁ〜、昔のことに詳しいね。」(詳しいわけではない)
「ママってさぁ〜、結構昔の人なんだね。」(えぇ。残念ながらそうなんだよ・・)
これだけの見応えで600円は正直安いと思います。
刀剣博物館
続いて江戸東京博物館から徒歩5分ほどのところにある「刀剣博物館」へ行ってきました。
1階はカフェとなっていて休憩することができます。
目の前に旧安田庭園があるのでゆったりと休憩するのもありです。
ちなみに1階部分だけなら無料で利用できます。
展示室は3階。
写真はNGのものも多かったので撮ってません。
こんなに多くの日本刀が並んでいるのを見る機会はそうそうありません。
中には重要文化財や国宝と言われている刀剣もあり、貴重な物だということがわかります。
展示室自体はそんなに広くはないのでささっと見ればすぐに見終わりますが、それなりの入館料なのでしっかりと見たいですよね。
でも子供がそんなに興味なかったみたいで、「もう行こう」と言われてしまいそそくさと退出しました。
これだけの刀剣を一度に見られるところはなかなかないので、興味がある方は最高の施設だと思います。
すみだ北斎美術館
ご飯を食べた後は「すみだ北斎美術館」へと行きました。(子供は目の前の公園目当て)
まだ新しいので建物がキレイで立派です。
正直ぐるっとパスがなければわざわざ入ってみようとは思わなかったであろう美術館。
ぐるっとパスでは常設展示室が無料、企画展は割引入場できます。
今回は子供もいたので無料で入れる常設展AURORAの方だけ行きました。
北斎の生涯とその時代の代表作の紹介などがメインです。
常設展の展示室はさほど広くはないのですが、思いのほか子供の食いつきがよかった・・。
まず室内がキレイ。(照明はかなり落とされていて暗い展示室となっていて星空のようにキラキラ光る演出がなされていました)
そして展示室中央にあるタッチパネル展示が楽しかったようです。
一筆書きや着物をデザインするゲームやクイズなど、幼児でもわかりやすく楽しめる内容でした。
そしてもうひとつが「北斎のアトリエ」再現模型。
ちょっ!!リアル!!!
(見たことないけど)本物と間違うくらいの精巧さ。
北斎が84歳の頃を再現しているそうです。
そしてこのリアルな北斎と娘の阿栄が時折微細な動きを見せてくれるのです。(マジびびるわー)
逆に子供は動くから本物と思ったらしく超食い入るように見ていました(笑)
ぐるっとパス利用記録:7日目(日本科学未来館)
小学校の振休を利用して息子と一緒に「日本科学未来館」へ行ってきました。(実は過去にも来たことあって今回3度目w)
こちらは1階~7階まである非常に大きな見ごたえたっぷりの科学館です。
日本科学未来館といえば目を引くのがやっぱりこの「ジオ・コスモス」ですね。
ほとんどが体験型の展示なので子供は楽しめること間違いなしですが、ちょっと難しい内容の物もあるので小学生以上によりおすすめ。
「Miraikanノート」っていうアプリもあったので、今回は子供はアプリを使いつつ館内をまわりました。
未来館っていうだけあって50年先くらいまでの未来を考える展示が多いわけだけど、子供ができた今、昔とはまた違った感覚で展示をみてしまいました。
私は50年後この世にいるかどうかわからないけれど、子供たちは50年以上の未来がこの先まだあるはず。(っていうか子供たちは2100年(80年後)もまだ生きてこの世にいるのでは?って思うと色々思うところがありますね・・。
プラネタリウムもあります。
専用メガネをかけて見る3Dプラネタリウム。
ぐるっとパスの利用だとプラネタリウムは別料金となりますが、かなり良心的な価格なので初めてであればプラネタリウムもセットにすることをおすすめします。
平日で館内はかなり空いていたにも関わらず気づけば時間があっという間に過ぎていました。
ぐるっとパス利用記録:8日目(多摩動物公園)
休日を利用して「多摩動物公園」と行ってきました。
ぐるっとパスを利用したので家族4人で行っても追加で払う入園料はパパの分大人1人で600円。(小学生以下無料)
パーク内で食べた食事やおやつ代の方がだいぶ高かったって話・・
多摩動物公園といえばやっぱりコアラですよね。
か、かわいすぎる。。。
コアラは1日のうち20時間は寝てるんだって。
起きてるコアラに会えるのはむしろラッキーなんですね。
多摩動物公園は大型動物もたくさんいて子供も大人も大満足。
園内もかなり広くだいぶ歩くことになるので、無料のシャトルバスをうまく活用することをおすすめします。
ぐるっとパス利用記録:9日目(深川江戸資料館)
この日は清澄白河周辺を散策〜からの、木場公園まで歩いて子供と1日遊びました。
途中で立ち寄った「江東区深川江戸資料館」
展示室に入るとそこには江戸時代の街並みが広がっています。
時間で照明が変わって朝〜夜の町の様子を表現したり、屋根の上には猫がいます。
この猫、鳴きます。
割とリアルな町の様子が再現されていると感じました。
実際の江戸時代の様子は知らないけどこんなん感じだったんだろうな•・と。
ぐるっとパス利用記録:10日目(オペラシティアートギャラリー)
新宿での用事ついでに立ち寄った「東京オペラシティアートリギャラリー」
この日は石元泰博写真展でした。
石元氏の生涯に渡ってのカメラライフの作品の展示。
興味深いところを中心に見て回って30分ほど。
全作品をじっくり見て回ったら多分時間はもっと必要だったかと思われます。
ぐるっとパス利用記録:11日目(昭和館&科学技術館)
この日は子供と一緒に九段下へ。
まずは駅出てすぐの「昭和館」へ行きました。
こんな機会でもなければ行ってみようとは思わなかった施設。
(何回も九段下には来ているけどその存在すら知りませんでした・・)
今回は常設展示の6階と7階だけ見てきました。
戦争というのが子供たちには全くピンと来ない様子。
私も歴史の授業などでかじった程度ですが。。。
戦争という悲しい体験をする未来はもう2度とないといいですね。
ぐるっとパス利用記録:12日目(東京周辺)
ぐるっとパス利用記録:13日目(葛西臨海水族園)
子供と一緒に行くのを楽しみにしていた「葛西臨海水族園」
今年はコロナのため完全予約制です。
葛西水族館といえばやっぱりマグロ。
そして子供たちの好きなペンギンもいました。
華やかなショーなどはないけれど、子連れでサクッと見て回るにはちょうどよい水族館です。
水族館が終わった後は広大な芝生の公園で身体を動かして遊ぶこともできます。
ぐるっとパス利用記録:14日目(東京中心部散策)
ぐるっとパス14日目はお休みの日1日使って散策しがてら複数の施設をまわってきました。
六義園
1番最初はまず六義園へ。
紅葉シーズンは予約制になっていました。
朝早めの時間ということもあってか、人出は少なめでゆっくりとまわることができました。
東洋文庫ミュージアム
そのまま歩いて東洋文庫ミュージアムへと向かいます。
六義園からは徒歩数分で到着しました。
1度見てみたかった本だらけの部屋
こじんまりとしたミュージアムで20分ほどで見終わりました。
旧古河庭園
東洋文庫ミュージアムから徒歩20分ほどで旧古賀庭園に到着。
コチラはバラがキレイな庭園というイメージでしたが、さすがに今の季節はバラの花は少なめ。
どちらかといえば紅葉がきれいな時期でした。
バラの季節にまた行ってみたいな・・。
紙の博物館
次の予定までまだ少し時間があったので、そのまま歩いて飛鳥山方面へ。
20分ほどで紙の博物館に到着しました。
こちらの博物館では牛乳パックを再生した原料から手すきのオリジナルはがきを作ることができる体験イベントがあるのですが、コロナの影響で中止。
近くに公園もあるので、子供と一緒に訪れるのもよさそうですね。
北区飛鳥山博物館
正直たいして期待してなかった(←失礼)けれど、隣接してるのでせっかくだから入ってみるかな?と入館した北区飛鳥山博物館。
写真の可否がわからなかったので撮影はしていませんが、昔の北区の様子などが再現されていて想像よりも見ごたえある(←失礼2回目)展示でした。
普段だったら素通りしてしまうところですが、ぐるっとパスのおかげで新しい発見につながりました。
印刷博物館
続いて今度は電車で印刷博物館へと移動しました。
駅から少し歩きます。
印刷博物館では追加料金なしで活版印刷体験をすることもできます。(曜日と時間は決まっているので事前に要確認・予約制です)
好きなメッセージを決めて
活字を組んで印刷していきます。
私が行ったときはグリーティングカードを1人6枚作りました。
仕上がった作品は持ち帰ることができます。
昔の活版印刷技術を体験することができて楽しかったです。
体験時間は20~30分程度でした。
小石川後楽園
印刷博物館から20分ほど歩くと小石川後楽園に到着しました。
東京のど真ん中にこんなに落ち着く庭園があるのですね。
私が行った時期は紅葉がきれいでした。
まとめ:ぐるっとパス2ヶ月で利用した施設は25ヶ所でした
2ヶ月間かけて色々なミュージアムをまわりました。
中にはぐるっとパスがなければ行かなかっただろうな・・という施設もいくつかあって、新しい発見にもつながって楽しかったです。
普段よく言っているはずなのに素通りしてしまっている場所も意外と多いものなのですね。
ぐるっとパスなしで入場料を支払ったとしたら、25施設合計で13630円でした。
それをたった2000円ちょっとで楽しめるのでお得です。
ぐるっとパスがなければ、どうしようかなぁ~とちょっと迷ってしまうような入館料が1000円以上する施設も気軽に入ることができたのでよかったです。
1つの施設20~30分で見られるところも多いので、仕事帰りや休日の買い物やおでかけついでにちょっと立ち寄りするのもよいかも。
1回で全部回りきるのは到底無理だし、今回は行けなかったけど機会があればぜひ行ってみたいところや、企画展示は時期によって内容が変わるのでまた違う時期にも行ってみたいですね。